2040年、世界の高齢化率ランキング上位5か国中、3か国はアジアに | Market Research Blog

※本記事は英語でもご覧頂けます:Three Out of The World’s Top Five Oldest Populations Will Be in Asia by 2040 アジア太平洋地域は世界的な人口高齢化問題の最前線にいます。同地域では、出生率の低下と平均余命の上昇を背景に高齢者人口が急速に拡大しています。アジア太平洋地域の65歳以上の人口は、2040年までに7.57億人に達するものと見られており、世界全体の高齢者人口の半分以上を占めることになります。 高齢者層の急速な拡大は、アジア太平洋地域の労働市場を変容させ、高齢者層に焦点を当てたビジネスや社会経済的なルールへの移行など、消費パターンや経済成長にも影響をもたらします。 2040年、全人口に占める65歳以上の割合が世界で最も大きい国は、依然として日本であることが予測されている一方、韓国およびシンガポールも数十年に及ぶ出生率の低下を背景に、世界の高齢化率ランキング上位5か国の仲間入りをすると見られています。 世界で最も高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)が高い国TOP5 2040年 Source:

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カンナビス世界市場の未来:注目すべき市場は? | Market Research Blog

※本記事は英語でもご覧頂けます:The Future of Global Cannabis: Markets to Watch 現在、世界の国々がカンナビス(大麻)を取り巻く規制を、「禁止」から「規制・課税」の方向に修正し始めています。ユーロモニターインターナショナルの最新市場データベース「Passport Cannabis database」を見ると、どこが注目すべき市場なのかが見えてきます。 ドイツ ドイツのカンナビス市場(合法および違法のいずれも含む)は2025年までに58億ユーロにまで成長し、西欧地域で最大の市場になると見られています。医療用カンナビスは2017年に合法化され、2020年には1.9億ユーロを超える市場に成長しています。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)危機の発生によってサプライチェーンに混乱が生じ、医療用カンナビスの栽培を始めた3つの会社は、生産開始を2021年に延期せざるを得なくなりました。 2025年には成人用(嗜好用)カンナビスが合法化されると予想されており、それを受けて医療用カンナビスの成長は緩やかになるものと見られています。合法化については来る2021年の議会選挙の結果が大きく影響すると見られ、次の連立政権には嗜好用カンナビスの合法化に賛成姿勢を示す政党が少なくとも2つ参加すると考えられています。合法化はおそらく次期政権の任期の後半に実現するでしょう。禁止的な麻薬政策の失敗と連邦予算の安定化に対する圧力の高まりのいずれもが、保守派にとって規制緩和へのプレッシャーになります。現在、ドイツの違法市場は39億ユーロの規模であると推定されており、市場を規制しながら合法化することでVAT(付加価値税)やたばこへの消費税のような新しい税収源になることが期待できます。また、輸出主導型の国であるドイツにおいて、企業は比較的新しいカンナビス産業に進出し、テクノロジーを駆使しながら将来的には自社のカンナビス製品に関するノウハウや製品を輸出するようになることも考えられます。 英国 英国のカンナビス市場は大きな将来性があるといえ、2020年の同国の違法カンナビス市場は約28億ポンドの規模に達すると推定されています。主要メディアが医療用カンナビスや急成長しているCBD(カンナビジオール)を取り上げていることも、人々の関心の高まりを促進しています。COVID-19が経済にもたらす影響により、嗜好用カンナビスの合法化 に対する政治的な支持が高まり、世論も合法化賛成にシフトし始めています。今後5年以内には成人用(嗜好用)カンナビス市場が生まれることが予想される一方、規制の枠組みは複雑であり、法制化には時間がかかるでしょう。 医療用カンナビスは2018年に合法化されましたが、使用は未だに限定的です。 現在、医療用カンナビスの処方の大半はプライベート医療サービスによるものであり、今後はプライベートセクターにおける医学的根拠の収集が、国民保健サービス(NHS)のガイドライン変更への鍵になると見られています。人々のカンナビスに関する知識は高まり続け、製品も入手しやすくはなってきてはいるものの、変化のペースは未だに穏やかです。しかし、今後の英国国内の医療において、医療用カンナビスは重要な役割を果たすと考えられており、2020年から2025年にかけて年間平均成長率(CAGR)は180%、売上は1.23億ポンド増加すると予測されています。 カナダ 2019年と2020年、カナダでは嗜好用カンナビスの合法化とCOVID-19危機の発生を背景に、生産者が嗜好用製品の生産に集中し始め、医療用カンナビスの品不足が発生しました。その結果、多くの人々が医療用製品購入のための登録を取り止め、代わりに嗜好用製品を購入するようになり、登録患者の数が急減しました。これにより、カナダの医療用カンナビス市場は2020年から2025年にかけて年間平均(CAGR)でマイナス8%減少し、売上は1.53億カナダドルにまで縮小すると予測されています。しかし、症状や疾患、病状の緩和や治療のために、医師の診断およびガイダンスと合わせて医療用カンナビスを必要とする人々も未だに多くいることから、医療用製品市場が縮小するスピードは今後緩やかになっていくものと見られています。

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